からだほっこり

健康と美容 いつまでも若々しくいるために

自律神経を整える

https://akki-51.hatenadiary.com/entry/2019/08/26/143138

寒い季節、冷えが気になる季節でもあります。
女性に多い冷え性
ひどい人だと冷えからくる色々な体調不良が出る場合も。
例えば頭痛や生理痛、肩こり、むくみなど。
そこで、万病の元・冷えについてのお話です。
 

冷え性とは

冷え性は、普通の人が寒さを感じない気温や温度でも、全身あるいは手足・下半身などの身体の一部が冷える症状です。

特に女性は男性に比べると熱を作り出す筋肉が少ないため、男性より女性が圧倒的に冷えの悩みを持つ方が多いです。

 

冷え性になる原因

◇運動不足

運動不足になると、血液やリンパを送る筋力が低下し、心臓に血液などを返すパワーが少なくなり、足に血液やリンパが滞ってしまう。
そのため、むくみ・冷えの原因となります。

◇薄着

真冬でも生足やストッキングだけなど、下半身を冷やす服装をしている。
冷えで重要なのは、下半身を温めることです。

◇自律神経の乱れ

人間の身体は自律神経によって体温を調整しています。
しかし夏でもエアコンがギンギンに効いています。暑い外気から一気に寒いぐらいの室内に入ると、体温調整に自律神経は大忙し。いい気にしかし空調の効かせすぎによって室内外の温度差が激しくなると、自律神経の機能が乱れ、体温調節がうまくできなくなり、冷え症を引き起こすことがあります。

 

◇食生活

栄養バランスが偏った食生活をしていると、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなど、体の基礎となる栄養素が不足し冷え性になります。
また、食事制限などの過度なダイエットによる栄養不足も冷え性の原因になり、結果痩せにくくしますので注意してください。

冷え性のタイプ

冷え性にもいくつかのタイプがあります。

「四肢末端型」

手足が冷えるタイプ
手足の先まで血液が循環しないため、起こる冷え性
10代~20代に最も多い冷え性
しもやけ・にきび・月経トラブルなどが起こりやすい。

 

「内臓型」

隠れ冷え性とも呼ばれる内臓型は30代以降の女性に多い。
手足や体の表面は温かいが、お腹が冷えている。
冷えと同時にお腹の張りを感じやすい。
全身に汗をかきやすい。
内臓型は手足が温かいため、冷えを感じにくく自覚していない場合があります。

「下半身型」

腰から下が冷えやすく、30代以降の男女に多いタイプ。
下半身は冷えているのに、上半身はがほてる。いわゆる「冷えのぼせ」
下半身の筋肉量不足。
四肢末端型や内蔵型の症状が進行した冷え性と言われています。
自律神経の乱れが主な原因です。

 

「全身型」

手足も内装も冷え切っている最も深刻な冷え性
常に体温が低く、季節問わず寒さを感じる。
また、体の中で温度差がなく自覚症状が乏しいケースもあります。

タイプ別冷え改善法

「四肢末端型」

筋肉量を増やすようにしましょう。きつい筋トレはハードルが高いので、普段の生活の中で歩くことを意識したり、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使うなど気軽に取り組むことで、筋肉量を増やすことができます。

 

「内蔵型」

体を温める食材を摂る。
特に根菜類は体を温めると言われていますので、じゃがいもや蓮根、大根、ショウガなど。
白湯を飲む。
白湯とは沸かしたお湯を50℃ぐらいに冷ましたお湯です。白湯は内側からじんわりと温め、血管を広げ、血の巡りが良くなり内臓の動きがよくなります。
何回かに分けて飲むようにしましょう。

「下半身型」

自律神経の乱れからきているので、ストレスを解消したり、リラックスできる時間を作りましょう。
また、お尻の筋肉が硬くなることで、足の血管が収縮してしまいます。
そこでお尻の筋肉を動かす運動=大股でウォーキングが効果的です。

「全身型」

バランスの良い食事が大切です。
タンパク質をしっかりと摂り、熱を生む体作りを心がける。
また、適度な運動で内側から温める。

重ね着など外側からも冷やさないように対策を取る。

 

その他にも

甘いものは避ける
糖分は体を日明日作用があるので、控えるようにしましょう。

冷たい飲み物は避ける
夏の暑い季節でも、キンキンの冷たい飲み物ばかり飲まず、常温で飲みようにしましょう。

湯船につかる
一年中シャワーのみという方もいらっしゃると思いますが、体を温めるだけでなく、リラックス効果もあるので、お休みの日や時間のある時はゆっくりと湯船につかりましょう。

肝臓を大事に

肝臓は内臓で最大の臓器であり、発熱量も多い臓器です。
肝臓では、胃や小腸から吸収された栄養分が代謝によって分解され、その代謝により熱が産生されます。
肝臓の発熱量は体温の10%に影響するも言われています。
体温を作るのは筋肉だけでなく、肝臓も大事になってきますので、肝臓を正常に保つように気を付けましょう。

 

まとめ

たかが冷えと思っていましたが、冷えを改善することで生活習慣も変わり、冷え以外にも効果がありそうです。
私も冷え性ですが、冷たい飲み物が好きで、真冬でも飲めちゃいます。なんででしょうね。

お風呂に入ると、熱いお湯が冷たく感じるぐらいの四肢末端型冷え性なので、軽い運動も取り入れたいと思います。

子宮筋腫持ちの更年期に突入した私ですので、生活習慣を改善してこちらの症状も安定してくれたらいいなと思います。